「5周年とテーマと経緯と委嘱初演」
5周年とテーマ
第1部は「再生・前向き」
— Preceマンドリンオーケストラ (@Prece_Mandolin) 2016年8月10日
第2部は「光」
第3部は「祈り・Preceらしさ」というテーマを元に選曲しました。
結成5周年のPreceの演奏会、団員一同皆様のご来場を心よりお待ちしております。
経緯と委嘱初演
初演の経験も増えてきて、今時点で何かを語れるわけではありませんが、来年は再演して頂ける曲をご提供したいです。Preceさんの活動こそ、自分が音楽に求めたい理想だったので。
— 柴崎利文 (@Toshi_Shibasaki) 2015年12月1日
初演した作品が、再演されることを意識して書きます。Preceさんが5周年という大事なタイミングで私への委嘱を選択して下さった重み、一生忘れません。素晴らしい演奏会となるよう、全力でお手伝いしたいと思います。
— 柴崎利文 (@Toshi_Shibasaki) 2015年12月1日
青砥まで時間あるので、今回の作品の話を少し。震災をテーマにした曲は、阪神淡路大震災復興10周年に書いた「汽笛の丘」に続き2曲目です。「汽笛」は震災以前→震災の最中→震災後10年と神戸の「街」を時を追って描きましたが、今回の作品は、震災5年後の「人」にまつわる物語を曲にしました。
— 柴崎利文 (@Toshi_Shibasaki) 2016年8月13日
作曲を始めた頃は、1枚絵のような情景を曲にすることが多かったですが、最近はストーリー性を持たせることを少し意識するようになりました。演奏会で初演された曲だと「かわたれの旅人」も「puddle」もそうですね。曲目解説が長くなってしまうのが難点ですが(苦笑)
— 柴崎利文 (@Toshi_Shibasaki) 2016年8月13日
本作品では、アナログのメトロノームを効果音として使います。メトロノームを四分=60、楽曲を四分=70で流すことで、テンポのズレがスタルジックな雰囲気を生み出してくれると思います。その他、Prece様のご要望で、中間部に全パートリーダーの独奏をつないでいく部分を作りました。
— 柴崎利文 (@Toshi_Shibasaki) 2016年8月13日
青砥からの帰宅中です。ようやくタイトルが確定しましたのでお知らせします。「動き出す秒針(とき)Phantasmal Overture vol.8」となりました。Preceの皆様からヒントを頂いて、自分としてしっくり行くタイトルになったと思います。
— 柴崎利文 (@Toshi_Shibasaki) 2016年8月13日